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海賊からみた清朝 〔十八~十九世紀の南シナ海〕 (〈清朝史叢書〉) 単行本 – 2016/2/25

5.0 5つ星のうち5.0 3個の評価

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近代前夜、なぜ海賊は現れたか? 「清朝史叢書」待望の第二弾!
アヘン戦争前夜の18世紀末~19世紀初、シナ海域に横行していた“海賊"たち。浙江・福建・広東・ベトナムなどにおけるその活動と清朝の対策を手がかりに、反乱や人口増加で衰亡に向かうと言われる嘉慶帝時代の貿易、財政、軍事などの内政や国際関係から、当時の清朝の実像に迫る意欲作!

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〈巻頭資料〉
関連地図(18~19世紀の東アジア、浙江、福建、広東)
清朝行政機構図 職位表 カネの感覚

序 章
海賊が現れた時代――問題のありか

第一章
ベトナムから来た海賊――皇帝が苦慮した国際問題

第二章
大混乱に陥った沿海経済――商人たちの受難と抜け道

第三章
被害を受けた人びと――被害の実相と海賊との交渉

第四章
台湾社会を変えた海賊――辺境開発の終焉

第五章
地方当局の苦闘――財政難・自衛・武力鎮圧・投降呼びかけ

第六章
海賊を利用するヨーロッパ人――イギリス人とマカオ政庁の思惑

第七章
海賊とは誰だったのか――出自・組織・活動

終 章
海賊のいた時代の終わり――末裔のその後


あとがき/参考文献/
関連年表(1588~1912)/
図表一覧/
〈巻末資料〉浙江・福建・広東の総督・巡撫・提督・総兵一覧/
主要人名索引/事項索引

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商品の説明

出版社からのコメント

■清朝史叢書とは――
1636年に万里の長城の北側の瀋陽で建国され、1911年に中国南部で起こった辛亥革命の結果、翌1912年に崩壊した清朝は、これまでふつう「秦漢以来の中国王朝の伝統を引き継ぐ最後の中華王朝である」と見なされてきた。しかし、この視点は正確ではない。それはなぜかというと、清朝の支配階級であった満洲人の母語は漢字漢文ではなく、アルタイ系言語である満洲語であったこと、広大な領域を有した清朝の領土の四分の三が、同様に漢字漢文を使用する土地ではなかったからである。
276年間続いた清朝の統治下では、モンゴルやチベットや新疆などを含めた帝国全土に通用する言語は満洲語のみで、公用文書の大部分は満洲語か満漢合璧(並記)で書かれた。(…)
本叢書すべてを読了した暁には、清朝を全体として深く理解できるようになることは間違いない。
(岡田英弘)


18世紀末、清朝東南沿海では海賊行為が急増し、浙江・福建・広東の各沿海域に大きな被害をもたらした。そして、「海賊」の存在は、清朝皇帝・官僚・商人・漁民・台湾開拓民のあいだで、さらにはベトナム、イギリス、マカオなど、さまざまな場で問題視された。なぜ海賊は突如出現したのか。海賊はなぜさまざまな人々から「問題」だと思われたのか。そもそも海賊とは誰だったのか。そして海賊は清朝東南沿海に何をもたらしたのか。本書は、当地の社会・経済・国際関係から海賊問題をめぐる諸利害を読み解き、18世紀から19世紀にかけての清朝東南沿海域の歴史的展開を示す。

著者について

■著者紹介
豊岡康史(とよおか・やすふみ)
1980年生。信州大学学術研究院人文科学系(人文学部)准教授。2002年、千葉大学文学部卒業。2010年、東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。専門は中国近世史。著書に『東インド会社とアジアの海賊』(共著、勉誠出版、2014年)など。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 藤原書店 (2016/2/25)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2016/2/25
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 408ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4865780637
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4865780635
  • カスタマーレビュー:
    5.0 5つ星のうち5.0 3個の評価

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上位レビュー、対象国: 日本

2016年3月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 古来、我が国では「明・清」を一繋がりの歴史として、支那の王朝交代史に位置づけて理解していた。しかし、それが「謬説」であることを明快に指摘したのは、岡田英弘氏の「康煕帝の手紙」である。本書は、その岡田氏の監修する「清朝史叢書」の2冊目として刊行された「南シナ海、その交易と海賊から見た清朝史の一面」とでもいうべき書物である。
「明」は、古来の伝統的な「支那」を中心とする王朝であり、その統治体制もまさしく「支那文化」を引きずるものであった。
 しかし、「清」は、満州族(女真・女直)による征服王朝であり、公用語の基本はアルタイ語系の満州語であり、伝統的「支那」世界は、支配領域の四分の一に過ぎない。「皇帝」は支那から見る呼称であって、満州族から見れば「クリルタイ(部族長会議)議長」、モンゴル人には「大ハーン」、チベット人には「最高施主」、イスラム教徒には「保護者」であった。この「五族協和」の大帝国が、すなわち「清」である。

 「清帝国」は、本質的に大陸国家である。そして、大陸国家は、得てして、弱小の海洋国家の海賊的通商活動と略奪、拠点拡大行動に悩まされる。南シナ海を中心とする海域、支那沿岸部、朝鮮半島、対馬・壱岐、台湾、タイ、ジャワ・・・これらの海域では、古来、倭寇や支那海賊などがジャンク船を繰って、交易や略奪を繰り返してきた。そして、その活動に便乗するように16世紀には、ポルトガル、スペインが進出し、遅れてオランダ、イギリス、フランスが東南アジアに進出し、植民地化していく。
本書は、18、19世紀にこの海域で展開された海賊行為を、具体的な事例を通して、総体的に考察することにより、清朝の海禁政策が打撃を受け、それがやがて英仏を中心とする列強の進出にも繋がるものであることを指摘する。
また、清朝の公文書の精査によって叙述する著者は、必然的に読者に初めて眼にする精緻な地図や海関の収益の実態など興味深い事例を提供してくれる。

 1980年生まれの著者にとって、本書は「巨大な清帝国に、南の海域にうごめく実態から食らいついていく」ような書物であるだろう。しかし、確実に著者は、歴史家の眼差しを研ぎ澄まそうとしているのである。
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